Alfrescoのカスタマイズ方法について覚え書き

AlfrescoのWikiやForumをうろうろして徐々にカスタマイズについて分かってきたので、備忘録として書いていこうと思います。

カスタマイズ方法は大きく2つの方法に分かれます。

  1. 設定のみ
    • 設定だけでもある程度はカスタマイズが可能です。
    • 代表的なものは、コンテンツモデルの拡張です。例えば、属性を増やすとか。
  2. モジュールを作成
    • 設定だけでは対応できない場合は、プログラミングが必要となります。ビューだけのカスタマイズであれば、テンプレートファイルやJavaScriptの作成のみでできます。サーバサイドで処理が必要な場合も、web-scriptというJavaScriptを使ってロジックを記述する仕組みあるので、JavaScriptオンリーで対応できるかも。Javaで開発することももちろんできる。
    • Alfrescoではプラグインのような機構を用意してくれていますが、過去の経緯からか色々やり方があるっぽい。自分もまだ整理できていないですが、
      • AMP(Alfresco Module Package)による拡張
        • AMPファイルを作成し、専用のツールでWARに組み込む。
      • Alfresco Share JAR Modules (カスタムダッシュレット、ページのみ。Alfresco 3.3から対応)
      • Mavenプラグインを使ってalfresco.war/share.warを作成。
        • Alfresco Repository Extensions (alfresco/extension Spring based WAR builds)
        • Alfresco Share WAR Extensions (alfresco/web-extension Spring customization WAR builds)

一番シンプルなのは、Alfresco Share JAR Modulesですね。作成したJARを1個を配置するだけ。他はWARをマージするのでビルドに結構時間がかかります。