フランスでプリペイドSIMを買ってみた
最近は技術ネタはQiitaに書いているので、たまにはこちらにも投稿です。
ReactEurope 2016に参加
ここ一年半くらいはReact.jsを使っている関係から、6月の頭にReactEurope 2016というカンファレンスに参加してきました。場所はフランスのパリです。ReactEuropeは去年から始まり今年で2回目の開催で、来年もあるとのこと。React.js自体はもう大分枯れてきていて余り大きな変化はないので、今回のカンファレンスは周辺の技術要素がメインという感じでした。セッション内容は Redux、React Native、GraphQLのテーマのものが多かったです。各セッションの動画がYouTubeで公開されているので興味のある方は是非見てみてください。
プリペイドSIM購入
さて、タイトルにある通り本題に入りますが、今の時代はネットが使えると色々と便利なのでフランス現地のプリペイドSIMを買って使ってみました。丁度今使っているスマートフォンがNexus5なので、特に何もせずにSIMを差し替えるだけで使うことができます。
「フランス SIM」などでググると、幾つか使ってみたレポートの記事が見つかります。
- 仏最大手「Orange」のSIMカードを簡単にゲットして使えるようにする方法 - GIGAZINE
- フランスでプリペイドSIMを使う その1: 情報収集 | メモ置場のブログ
- 30ユーロで50GBの無制限高速通信。新興キャリア『Free』に見るフランスのプリペイドSIM事情:週刊モバイル通信 石野純也 - Engadget Japanese
事前にこれらをざっと見て使うSIMを決めておきました。最大手はOrangeという会社のようですが、約30ユーロで50GBも使えるという4番手のFree Mobile にしてみました。もしかして現地で npm install で数百MBのダウンロードをする恐れもあるので、これだけ使えると安心です!!
さて、Free Mobile の特徴として自販機で買えるというのも他社と比べてユニークな点です。↓こんなやつです。英語もフランス語も話す必要なく買えちゃいます。旅行客にピッタリ。CDG空港にもあるとバカ売れな気がするんだけどなぜかない。
事前調査によると
- 設置場所が限られている
- 英語のメニューがなくフランス語のみ
- SIMカードのサイズ選択がある
- 最後に住所の入力が必要になる (ホテルでいける)
とのことです。
1番目の設置場所については、パリ市内にいくつかあるので、下記サイトのMapでショップの場所をおさえておいたほうがいいです。Free centerというFree Mobileのショップや、Mag Presse というコンビニみたいなお店にも設置されています。私はホテルから比較的近いところにあるMag Presseに丁度設置されていたのでそこで購入しました (少々道に迷ってしまいましたが...)。
2番目の英語のメニューがないという問題は、メニューの選択肢はそれほどないので、適当に繰り返し操作しているとまぁたどり着けます。
3番目は必要なSIMカードのサイズを忘れずにチェックしておいて、選べばOKです。
4番目は、ホテルの住所で良いので忘れずにメモを用意しておきましょう。確か郵便番号が必要なので注意。
支払いはICチップ付きVISAカードならOK。そういえばフランスはメトロなどの交通機関やスーパー、パン屋さんでもクレジットカードが使えるのでほとんど現金は使わなかったです。
セットアップ
さて、無事に購入完了するとSIMカードとレシートが出てきます。後はSIMカードを台紙から切り離し、挿入すればOKと言いたいところですが、ここでPINの入力が求められます。てっきりレシートに書いてある数字のどれかかな、と思いきや、実は切り離した台紙に PIN : 1234 とか書かれていました。これに気づくのに少々時間がかかってしまいました。ちなみにPINは1234固定のようです。事前調査足りず...
使ってみた感想
電波は屋外だとかなり快適でした。速度は測ってはいないですがストレスなく使えました。建物の中だと場所によっては不安定なところもありましたが概ね大丈夫なレベル。ただしメトロは駄目ですね。電車の中はもちろん繋がらず、ホームでも駄目なところがあった気がします。
そしてなんといってもGoogle Mapが使えるのが便利だと再認識。カンファレンスの会場まで迷わずにたどり着けました。もちろん街歩きにも。
他の会社のSIMだと、同価格で1GBとかなので、Free Mobileはかなりお得でおすすめです!